絶版本

個数:
  • ポイントキャンペーン

絶版本

  • 柏書房編集部【編】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 柏書房(2022/10発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 32pt
  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月28日 01時49分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 221p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784760154807
  • NDC分類 019.04
  • Cコード C0095

出版社内容情報

【絶版】今まで出されていた書籍の発行を終了すること。出版契約期間の満了や該当書籍の売行きが今後まったく見込めない場合などに絶版にする。(『出版社の日常用語集〈第4版〉』より)

■新刊だけが本じゃない!
「あなたが、いまこそ語りたい『絶版本』はなんですか?」そんなシンプルな問いかけから、この企画は始まりました。語りたくても語る場がなかった「あの一冊」について、24名に思う存分語っていただきます。「いま、ない本」から見えてくる世界とは?

■依頼の内容
【企画の趣旨】「あなたが、いまこそ語りたい『絶版本』はなんですか?」をテーマに、二千から三千文字(目安)のエッセイを書き下ろしていただく企画です。 一人一冊に絞って、その本に対する思い入れや思い出、自分自身や自分の研究に与えた影響をまじえながら紹介していただきます。「世の中にはまだこんな本があるのか(あったのか)」 「あの人はこんな本に影響を受けたのか」という驚きや再発見を読者に提供できればと考えております。また、これを機に、事実上「絶版」となっていた本に注目が集まり復刊されること、また古書市場や図書館の利用が促されることも願っております。

【原稿につきまして】単なる本の紹介ではなく、その本とご自身との関係や思い出に焦点を当ててご執筆いただければと考えています(ブックガイドではなくあくまで読書エッセイです)。また、「絶版」とタイトルにありますが、基本的に「絶版」をうたう版元は(弊社をはじめとして)少数です。なので、「絶版」の範囲を厳密に捉えていただく必要はありません。「事実上の絶版」=「品切重版未定」(通常の新本市場ではアクセス不可能なもの)を含め、ご検討いただければ幸いです。なお、特定の版元への批判や中傷はなるべくお控えください(この企画の本旨はそこにはありません)。

■集まった24名
古田徹也/伊藤亜紗/藤原辰史/佐藤卓己/荒井裕樹/小川さやか/隠岐さや香/原武史/西田亮介/稲葉振一郎/荒木優太/辻田真佐憲/畑中章宏/工藤郁子/榎木英介/山本貴光+吉川浩満/読書猿/岸本佐知子/森田真生/ドミニク・チェン/赤坂憲雄/斎藤美奈子/鷲田清一

内容説明

語りたくても語る場がなかった「あの一冊」について、24名が思う存分に語ってみた。

目次

柏書房編集部―いまこそ語りたい、あの一冊
古田徹也―なんのメッセージもない言葉
伊藤亜紗―わたしの思考のエンジン
藤原辰史―ナチスの聖典は絶版にすべきか
佐藤卓己―よみがえる名著
荒井裕樹―「絶版」になれない本たちへ
小川さやか―人間性なるものへの問い
隠岐さや香―「忘却されつつある歴史」に属する本
原武史―日記だから書けること
西田亮介―知の散逸を防げるか〔ほか〕

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

124
24名の錚々たる執筆者による絶版本へのオマージュ。大切な本への思いが滲み出た味わい深い文章ばかりで、心に染みる。吉岡実/冥王まさ子/丸山静/坪井洋文さんなどの名前を目にして、こんないい人の本が絶版だったんだと複雑な気持ちにもなる。絶版とは、出版社の「この本はもう作りません」という宣言だが、権利を放棄しないために、よく「品切重版未定」と詐称される。古書の流通がネット化し、書籍の電子化が進むことにより、今後、絶版は死語になるのだろうか。ならば、「絶版本」への愛惜に満ちたこんな素敵な本も、今が最後かもしれない。2022/10/14

KAZOO

103
絶版本に関する本で、最初に絶版本の定義などが示されています。主に絶版本が多い専門書などを読んでいる先生方にどのような本が絶版になっているかをアンケートで依頼されたようです。やはり私はほとんど手にしたことのないような本ばかりでした。この中では「読書猿」さんが利用されている「国立国会図書館のデジタル化史料の個人送信」というのが参考になり私も利用してみたくなりました。2022/10/20

はっせー

87
ないものからなにか想像する人が好きな人におすすめの本になっている!この本は24名が各々が持っている絶版本について語るものになっている。なんと言っても24名の方が豪華である!伊藤亜紗さんや鷲田清一さんなどどの人を見てもその道を研究している識者になっている。絶版本を語るということは消えかけてしまっている文化や言葉について語ることを意味する。新しい考え方とは0の部分から探すのではなくもともとあるもう考えつくされてしまった所にある可能性がある。そんなことを感じる作品であった!2022/12/06

コットン

75
24人による絶版本の紹介本。その中でも『プロジェクト・ジャパン メタボリズムは語る』の紹介が面白い。「パッと開いて楽しい本で全体が分厚いスクラップブックのような作りで、テキストの横に写真が並んでいたり、手書きの図面が載っていたり。背表紙を持って逆さにしたら、ページの間から剥がれた資料がパラパラとおちてきそうな風情である」と言うのだから!!。2023/02/24

中玉ケビン砂糖

63
出版界のあまり宜しくない慣習とまでは言わないけれど……。言葉自体はあるものの、版元は普通「絶版」という言葉を意識的に使わない。「在庫無重版未定」か、あるいはAmazonなどでは「現在お取扱いできない商品」と表現する。(そもそもは木版摺りにおける版木という「ブツ」なのだから)本来帰属させているはずのライツを「今後刷る予定はないので著者に返す」意思表示を事実上意味してしまうからだ。言い方は悪いが再評価の機運が高まる可能性もあるからと人質戦略を膠着させているあいだに忘れ去られ、2023/06/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20202659
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。